2019年10月7日月曜日

市民総合防災訓練(城南区会場)

10月5日(土)、令和元年度の福岡市市民総合防災訓練(城南区会場)が
城南小学校で行われました。
児童および職員約900名と、校区の住民約100名が参加。
城南校区では11年に1度開催される大規模な訓練でした。

今回の訓練は、
「朝8時45分に震度6強の地震が発生」したケースを想定して実施。
児童や住民の避難訓練や、救出訓練、心肺蘇生法の講習など、
災害時に役立つ訓練をさまざまな角度から経験できました。


住民はまず各町の一次避難所に集合。そこから城南小へ避難する訓練を行いました。児童は1時限目終了後に全員で運動場に避難しました。10月とは思えない暑さのなか、我慢強く、静かに避難・整列ができていました。
全員の人数を確認したら、自治協の稲益会長と、城南小の藤田校長先生が、城南区長に避難完了を報告。
運動場には、消防車、救急車、自衛隊の車両など、災害時に活躍する特殊車両が勢ぞろい。昨年度にできた新しい非常門(あいさつ通り側)のおかげで、大型のはしご車もスムーズに入場できました。
車両パレードの様子。普段はなかなか間近で見ることのできない特殊車両に、子どもたちからも歓声があがります。
早良消防団「城南分団」の皆さんによる、見事なポンプ操法。全国大会をめざして猛特訓していらっしゃるそうです。
訓練展示の様子。自衛隊、消防署、警察署などが連携して、倒壊した建物から、被災者を救助!
あっ!屋上に逃げ遅れた人影が!
はしご車で救助に向かいます。救助者役は城南小の先生がつとめてくださいました。それにしても高い!
訓練展示のフィナーレは、校舎屋上からの降下訓練。会場から「すごい!」という声と拍手が贈られました。
その後、住民と6年生は体育館に移動し、心肺蘇生法と、段ボールを使ったベッド作りを勉強しました。
協力して製作した段ボールベッドの強度を、みんなで確認。想像以上の頑丈さに驚きました。もしものときにどう行動すべきか?自分に何ができるか?1人1人が考えるきっかけとなる、充実した「防災訓練」となりました。